読書効果を高めたいなら「3行読書感想文」を習慣にしよう!

「せっかく読んだのに、内容をすぐに忘れてしまう・・・」

多くの人が、このような読書の悩みをお持ちのようです。

 

書評ブロガーとして活動するわたし(@tomo_yoneyama)も、質問される機会がとても多いです。

「どうすれば読んだ内容を忘れないですか?」と。

 

結論から言うと、『忘れずにいることはできません』です。

なぜなら、「エビングハウスの忘却曲線」に代表されるように、人間は忘れる生き物だからです。

 

「エビングハウスの忘却曲線」では、人は記憶した内容のうち、

1時間後には約56%を忘れる

とされています。

 

読書すること自体が無意味なのでは?と悲観的になるような数字ですよね。

ここで大切なのが、こうした人間の性質を理解した上で対策を考えることです。

 

忘れてしまう中で、いかに読書のエッセンスを吸収していくか。

ここに1つの”読書の壁”があるように、わたしは感じています。

 

そこで、誰でも実践できる”読書の壁”を越えるコツを1つ、今回は紹介させていただきます。

名づけて、「3行読書感想文」。

 

あなたが、少しでも読書が好きになってくれますように。

参考になれば嬉しいです。

 

■ 3行読書感想文とは

今回ご紹介する「3行読書感想文」。

これは、本を読み始める前と後に、つぎのような一覧を作成するというものです。

 

◆3行読書感想文のフォーマット

読む理由とは? 「なぜ読むのか?」その理由を書き留める。(読書前)
なにを学んだ? 「これは役立ちそう!」読んで一番印象に残った文章を書き留める。(読書後)
どうしようか? 「これをやってみよう!」簡単にできる行動を1つ書き留める。(読書後)

 

たった、これだけです。

これを読書とセットで行うことで、読書効果はどんどん高まっていくことでしょう。

 

・専用ノートをつくり何回も見返す

・TwitterやInstagramで発信する

など、自分で楽しめる仕組みをつくりながら、ぜひ継続してみてください。

 

継続することで、読書効果は高まり、なにより読書が楽しくなりますよ!

では、続いて各項目ごとの説明を補足としてまとめます。

 

■ Step1:「なぜ読むのか?」を書き出す

読む理由とは? 「なぜ読むのか?」その理由を書き留める。(読書前)

まずは、本を読み始める前にStep1です。

「なぜ、この本を今読もうとしているのか?」と自分に問う作業です。

 

これは、とても大切です。

なぜなら、理由をきちんと明確にすることで、「目的意識」と「集中力」が増すからです。

 

漠然と本を読んでは、漠然としたボヤけた読書にしかなりません。

目的を持って読むことで、得たい学びはどこにあるのか集中して探すようになれるのです。

 

例えば、読書術に関する本を読もうとするとします。

すると、つぎのように書き留めるのです。

読む理由とは? 本を読むスピードが遅いので、早くなるコツが学びたい

 

これくらいの内容で十分です。

ぜひ、読み始める前に実践してみてください。

 

■ Step2:「これは役立ちそう!」を書き出す

なにを学んだ? 「これは役立ちそう!」読んで一番印象に残った文章を書き留める。(読書後)

つぎに、読書後(読書中でも可)にやるStep2です。

「これは役立ちそう!」という学びを書き留める作業です。

 

ここで注意してほしいことが1つあります。

それは、『書き留める内容はStep1を受けたものに限る』ということです。

 

どういうことか、偉人の名言などをいくら書き留めても何の意味もないということです。

あくまでも、Step1で欲したことに対する学び・気づきを書き留めてください。

 

Step1の例を引き続くと、つぎのようになります。

読み理由は? 本を読むスピードが遅いので、早くなるコツが学びたい
なにを学んだ? 「一言一句すべてを読むという意識を捨ててみよう」という文が印象的だった

 

このように、Step1とStep2の内容に連続性を持たせるのです。

ここまでのたった2行でも、なんとなく空気感ができあがってきましたよね。

 

もし、ここで「1つでは収まらないよ!」と思った場合は、2行、3行にしても構いません。

ただし、注意点は必ず守ってくださいね。

 

■ Step3:「これをやってみよう!」を書き出す

どうしようか? 「これをやってみよう!」簡単にできる行動を1つ書き留める。(読書後)

最後は、読書後にやるStep3です。

Step2までを受けて、「これをやってみよう!」と行動を書き留める作業です。

 

読み終わった後に、自分の行動をどうやって変えていくのか。

ここをきちんと書き留めておくことは、読書自体よりも重要と言ってもいいくらいです。

 

言い換えれば、「このStep3をやりさえすれば、本の内容など忘れても構わない」と強弁できるほどです。

それくらい重要ですので、大切に実践してください。

 

Step1の例を引き続いで、完成させてみましょう。

読み理由は? 本を読むスピードが遅いので、早くなるコツが学びたい
なにを学んだ? 「一言一句すべてを読むという意識を捨ててみよう」という文が印象的だった
どうしようか? 解決策のある箇所を探すように読む(ネット記事のスクロール読みみたいに)

 

このステップで注意したいことは2つです。

(1)書き留める行動の内容は簡単にすること

(2)分解できないほど具体的な行動を書くこと

 

注意する理由は、簡単です。

スローガンのようなことを書いても、人は行動しないからです。

 

ベビーステップなどと言われますが、これ以上分解できないくらい小さな行動を心がけてください。

やらない行動を書くことほど、無駄なことはないですよね?

 

上記の理由から、「1つでは収まらないよ!」と思った場合も、書くのは1つです。

Step2のように2行、3行と足すのは NGです。

 

必ず、どれか1つを選んでください。

自分の直感を信じて。

 

■ 今回のまとめ

人間は忘れる生き物なのだから、読書の内容を忘れないというのは不可能。

そのなかでも読書効果を高めたいときは、「3行読書感想文」が有効。

「理由」→「学び・気づき」→「行動」を書き留めておく。

この3ステップで、読書の効果は高まる!

 

了。

※画像:Designed by Freepik

※本記事の無断転載は固くお断りしています。

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